【Photoshop】画像の周りをストライプで縁取る方法

こんにちは、ゆんつです。

先日、Photoshopで画像を編集しているときに

と思うことがありました。

画像を単色で縁取るのはレイヤースタイルの境界線を使えば簡単にできます。

ですが、ストライプの縁取りはレイヤースタイルの境界線ではできません。

色々と調べながら試行錯誤してみると、割と簡単に画像をストライプで縁取ることができるのがわかりました。

今日は

について書きたいと思います。

画像の周りをストライプで縁取る

画像の周りに以下のような黄色と黒のストライプを付けたいと思います。

大まかな手順は

という感じになります。

パターンを作成する

まず、ストライプの基礎となるパターンを作成します。

メニューバーから「ファイル」⇒「新規」をクリック。

新規ドキュメントの作成画面で

に設定して「作成」をクリック。

カンバスが透明のドキュメントが作成されました。

長方形ツールを選択します。

塗りを黒、線を無しに設定。

そして長方形ツールを選択した状態で、画像ウィンドウ（レイヤーのある画面）をクリックすると「長方形を作成」というウィンドウが開きます。

幅50px高さ100pxに設定し「OK」ボタンをクリック。

設定したサイズで黒の長方形が完成しました。

移動ツールで作成した長方形を移動させて透明のカンバスの左側に配置し、黒と透明が半々になるようにします。

メニューバーの「編集」⇒「パターンを定義」をクリック。

「パターン名」というウィンドウが開くので、適当なパターン名を入力し「OK」をクリック。

これで、先ほど作成した半分が黒で半分が透明のレイヤーがパターンパネルに登録されました。

以上でパターンの作成は完了です。

画像をストライプで縁取る

それでは、作成したパターンを使用して画像をストライプで縁取ってみましょう。

まずは、縁取りたい画像をPhotoshopで開きます。

レイヤーパネルの+アイコンをクリックして新規レイヤーを追加。

新しいレイヤーが追加されました。

新しく追加したレイヤーの名前部分をダブルクリックして適当なレイヤー名を付けておきます。

新しく追加したレイヤーが選択されている状態で、メニューバーの「選択」⇒「すべてを選択」をクリック

レイヤーが全選択されて、画像の周囲に点線がついた状態になります。

この状態で「編集」⇒「境界線を描く」をクリック。

「境界線」ウィンドウが開くので、

に設定して「OK」ボタンをクリック。

画像が黄色で縁取られました。

メニューバーから「選択範囲」⇒「選択範囲を解除」をクリックして選択範囲を解除します。

レイヤーパネルで新しく追加したレイヤーのサムネイル部分をダブルクリック。

レイヤースタイルというウィンドウが開くので、パターンオーバーレイをクリックしてチェックを入れます。

パターンオーバーレイの設定画面で「パターン」の下矢印をクリックして、先ほど作成したパターンを選択します。

パターンを選択した段階で画像は以下のような感じになります。

ストライプにしたいので、パターンの角度が斜めになるようにパターンの角度を45°に設定します。

パターンの角度を45°にすると、パターンが斜めに傾いて縁取りは以下のような感じになります。

黄色と黒の間隔をもう少し狭くしたいので、「比率」という項目の数値を調整して30%に設定します。

比率の数値を小さくするとストライプの間隔が狭くなり、大きくすると間隔が広くなります。

比率を30%に設定した画像が以下の通りです。

いい感じの黄色と黒のストライプの縁取りになりました。

納得できるストライプの縁取りが出来たら、「OK」ボタンをクリックしてレイヤースタイルを確定させます。

以上の設定で縁取った画像を書き出すと、以下のような感じになります。

黄色と黒のトラロープのようなストライプが出来ました！

以上がPhotoshopで画像をストライプで縁取る方法です。

まとめ

というわけで、Photoshopを使って画像をストライプに縁取る方法について説明しました。

作業を簡単にまとめると

という感じになります。

縁取りの太さは境界線の幅を調整することで可能です。

何かの参考になれば幸いです。

それでは、またー。