※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

素人の包丁研ぎとさび落とし

やってみた

こんにちは、ゆんつです。

僕は料理を良くするのですが、最近包丁の切れ味が鈍くて困っています。

僕が使っている包丁は10年以上前にホームセンターで買った千円くらいの包丁です。

切れなくなった包丁

古いし切れなくなってきたので、いい加減新しい包丁を買おうかと思いましたが、あることを思いつきました。

ゆんつ
ゆんつ

砥石で研いでみようかな?

僕は包丁を研いだ経験はありませんが、もし包丁を砥石で研ぐことができるようになれば、昔買った包丁でも持ち手の部分が壊れるまでずっと使うことができます。

ネットで包丁の研ぎ方について調べてみると、YouTubeで丁寧に研ぎ方を解説してくれる動画も見つかり、包丁を研いだことがない自分でも研げそうな気がしてきました。

というわけで、人生で一度くらいは自分の手で包丁を研いでみたいと思い、包丁を買い替える予定を急遽変更して砥石を購入してみました。

「シャプトン」というメーカーの「刃の黒幕」という砥石です。

今回は素人による砥石を使った、「包丁研ぎ」や「包丁のさび落とし」について書こうと思います。

砥石の種類

砥石には

  • 荒砥石
  • 中砥石
  • 仕上砥石

があります。

荒砥石は刃こぼれしたときなどに使う砥石で刃を削る力が強い砥石です。

中砥石は一般的な砥石で普段使いの包丁の切れ味を戻すのに使います。

仕上砥石は仕上げの為に使う砥石で、中砥石で研いだ包丁をさらに細かく仕上げるために使う砥石です。

家庭用の包丁を研ぐ場合には、中砥石が1つあれば十分なようです。

僕が購入した「刃の黒幕」にも荒砥石、中砥石、仕上砥石など様々な砥石の種類があります。

その中で、僕は最も一般的である「刃の黒幕 中砥 #1000」という中砥石を買いました。

刃の黒幕 中砥 #1000

刃の黒幕 中砥 #1000

包丁研ぎ初心者の参考になる動画

包丁研ぎをしたことがなかった僕が、包丁研ぎを覚えるのにとても役立った動画を紹介しておきます。

ちなみに両刃包丁と片刃包丁では包丁の研ぎ方が違います。

両刃包丁

YouTubeで包丁研ぎのやりかたを説明してくれる動画をいくつか見て、一番説明が丁寧で分かりやすかったのは以下の動画です。

刃物で有名なメーカーの「貝印」による包丁研ぎの説明動画で、初心者が見ても非常にわかりやすいです。

動画の内容が、そのまま画像とテキストになったものも貝印のサイトにあります。

包丁を研ぐときの包丁の持ち方や角度、力の入れ方など初心者が知りたいことを凄く丁寧に過不足なく説明してくれます。

片刃包丁

これも貝印の動画が解りやすかったです。

両刃包丁同様に、動画の内容がそのまま画像とテキストになったものも貝印のサイトにあります。

研いだ後の切れ味

YouTubeを見ながらやってみた素人のいい加減な包丁研ぎでも、研ぎ終わった後の包丁は余り力を入れなくても食材が切れるようになります。

レモン、スパーン!

レモン真っ二つ!

ゆんつ
ゆんつ

切り口が綺麗!

切れ味の悪い包丁で食材を切る場合には力が必要ですが、砥石で研いだ包丁は切れ味がとてもよく、あまり力をいれなくても刃が食材にスッと入っていきます。

今までよりも弱い力で食材がスパスパ切れるようになります。

初めて包丁を研いだ時は、今までより食材が切れすぎて逆に怖いくらいで、それまでいかに研げてない包丁で料理してたかを実感しました。

ついでに、スポンジもスパーン!

切れたスポンジ

このように砥石で研ぐと切れ味が凄いことになるんです。

ゆんつ
ゆんつ

スパッと切れる!

包丁の錆も落としたい

僕の出刃包丁を見て下さい。

出刃包丁

これは、昔祖母が使っていて使わなくなったものを僕が貰ったもので、30年以上前の包丁らしいです。

この包丁も祖母に貰って以来初めて砥石で研いだところ、今まで切れ味がわるくて魚をおろしたときに身がグズグズに崩れていたのが、研いだ後は身が崩れなくなって綺麗におろせるようになりました。

切れ味が回復すると、包丁の胴体部分(「平」と言うようです)が長年のお手入れ不足によりところどころさびているのが気になり始めました。

錆のシミがある出刃包丁

錆のシミがある出刃包丁

点々とさびがあるね

このさびも落としたいです。

調べてみると包丁のさびは

コルク又は大根の切れ端にクレンザーを付けて磨く

ことで落とすことが出来るようです。

早速やってみます。

コルクは持って無いので大根の切れ端を使います。

大根の切れ端

刃と柄の部分が段差にならないように、刃の部分だけまな板にのせてまな板にぴったりくっつけます。

まな板と出刃包丁をピタッとくっつける

そして、大根にクレンザーを付けてさびの部分をゴシゴシ磨きます。

クレンザーをつけた大根

ゴシゴシ

クレンザーをつけた大根で包丁を磨く

ゴシゴシ

クレンザーをつけた大根で包丁を磨く

こんな感じで包丁の両面を5分位磨いてみました。

その結果がこれです。

表面

Before
クレンザーで磨く前の出刃包丁

After
クレンザーで磨いた後の出刃包丁

裏面

Before
クレンザーで磨く前の出刃包丁

After
クレンザーで磨いた後の出刃包丁

完全にさびを落とすことは出来ませんでしたが、さびが薄くなりました。

ゆんつ
ゆんつ

まあまあ綺麗になった!

最初の状態よりは随分マシです。

大根は割と軟らかいので、さびを落とそうとして力を入れすぎると大根が崩れてボロボロになります。

ですので、大根よりも硬さがあるコルクの方が、もっと強くこすれてさびが落ちるような気がします。

もし今後コルクが手に入るようなら、試して追記したいと思います。

包丁研ぎは癖になります

切れない包丁を研いでスパッと切れるようになると、包丁研ぎが楽しくなってきます。

よく通販番組とかで包丁の切れ味を見せるために、新聞や広告をシャッと切るシーンがありますが、切れなかった包丁を砥石で研いで新聞や広告を切るとあのシーンを再現できます(笑)

包丁研ぎには不思議な魔力があり、何本か包丁を研いでいるうちに

ゆんつ
ゆんつ

もっと研ぎたい!

という欲求が強くなってきます。

包丁研ぎは、やったことの成果がすぐに確認できるので、ゲームをクリアしているような楽しさがあるのです。

僕は母や祖母の家の包丁にまで手を出して研いでしまいました(笑)

砥石を購入するまでは新しい包丁が欲しかったのですが、砥石を購入してからは古い包丁を研いで、使える限りずっと使う方がいいなという考えに変わりました。

包丁研ぎは楽しいよ!

初めて研いだ包丁で食材を切ったとき。

ゆんつ
ゆんつ

この包丁ってこんなに切れるのか!

と、切れ味にとても感動しました。

自分が研いだ包丁が切れ味を増していくのは、何とも言えない喜びと楽しみがあります。

それに包丁を研いでいると、なんとなく職人になったような気分するのも楽しいです(笑)

包丁の切れ味が良くなると料理していても楽しい気分になれますし、知り合いの包丁を研いであげると、とても喜んでもらえます。

ゆんつ
ゆんつ

人からも喜ばれます!

皆さんも砥石で包丁を研いでみませんか?

研ぎ終わった包丁で食材をきったときには、きっと自分が研いだ包丁の切れ味に驚くはずです!

ちなみに余談ですが、砥石でお腹をいくらこすってもシャープにはなりません。

それでは、またー。

コメント