こんにちは、ゆんつです。
2019年6月15日。
阪神競馬場でメロディーレーンと言う馬が未勝利戦という一番下のクラスのレースに勝利しました。
デビューから10戦目でようやくつかんだ初勝利です。
その時のメロディーレーンの体重は340kg。
この勝利はJRA史上、最小馬体重での勝利記録となりました。
映像で見るメロディーレーンは本当に小さく、まるで馬の中にバンビが混じっているようでした。
この初勝利のレースを見て僕はメロディーレーンのファンになりました。
大きな馬に混じって小さな馬が頑張っている姿にとても感銘を受けたのです。
未勝利戦を勝ったメロディーレーンは、その次のレースでは13着と惨敗しました。
そして2ヶ月の夏休みに入ります。
そして今日、メロディーレーンが2ヶ月の休養から復帰し秋緒戦のレースに臨んだのです。
レースはレコード勝ち!
今日のレースは芝コースで距離が2,600mの長丁場のレースです。
ゲートを出たメロディーレーンは後方からレースを進めます。
3コーナー過ぎから徐々に順位を上げていき、4コーナーで中団あたりまで位置取りを上げます。
直線に入ると外を一気に伸びてラスト200mの地点で先頭に立ちます。
先頭に立ってからも気を抜くことなく最後までしっかりと走り切り見事1着でゴールしました。
やったね!
勝ちタイムは2分37秒1
これは芝2,600メートルのレースのJRAレコードです!!
凄い!
しかも初勝利の時の体重は340kgでしたが、今回は338kg。
自らが作ったJRA最小馬体重優勝記録を更新するというオマケつきです。
小さな体で本当に偉い馬だと思います。
菊花賞に出るかもしれない
秋のG1レースに菊花賞という3,000mメートルのレースがあります。
牝馬(女の子)でも出られますが、基本的には牡馬(男の子)たちのレースです。
なんと今回の勝利により、その菊花賞への出走を視野に入れているらしいのです。
阪神6R・芝2600m戦で2勝目を挙げたメロディーレーンですが、森田調教師、岡田牧雄代表と協議の上、菊花賞への出走も視野に入れながら進めていくことになりました。
あと1つ勝つと減量の恩恵がほぼ受けられなくなるので、森田師が絶賛する「無尽蔵のスタミナ」を活かせる舞台にチャレンジします。— 海老原 雄二/Yuji Ebihara(LEX) (@ebi_ug) September 28, 2019
ただし菊花賞は出走を希望する馬が多く、メロディーレーンは出走希望の馬の中でも獲得賞金が少ないので出走を希望しても出られない可能性の方が高いです。
でも、もし出られないとしても、とても夢のある挑戦だと思います。
これからも引き続き応援します
2勝目を挙げたメロディーレーン。
でも喜んでばかりもいられません。
騎手の重量は初勝利のレースが51kg、今回のレースが49kg。
これは見習騎手が乗ることによる恩恵をうけてのもので、クラスが上がってくるとこの恩恵がなくなります。
体の小さいメロディーレーンは騎手の重量が軽いことが何よりの助けになります。
メロディーレーンは勝つたびに重い重量を背負わされる運命に一歩ずつ近づいて行ってるのです。
それでも僕は、騎手の重量が重くなってもメロディーレーンならやってくれると信じています。
引き続き引退までずっと応援しようと思います。
メロディーレーンのぬいぐるみが欲しい・・・
気持ちの悪いおっさんだよ
それでは、またー。
コメント