こんにちは、ゆんつです。
風邪が流行する季節になってきました。
風邪予防と言えば「手洗い」と「うがい」。
僕も外出先から戻ってきたときは「手洗い」と「うがい」は欠かしません。
「うがい」は水ではなくて、ちゃんと「うがい薬」を使ってやってます。
皆さんは「うがい薬」と聞いて何を思い浮かべますか?
僕はまず愛嬌のある「カバくん」のキャラクターを思い浮かべ、その次に「イソジン」という商品名が浮かびます。
先日、ドラッグストアで「うがい薬」を買いました。
「カバくん」のパッケージだから「イソジン」だと思いきや、商品名は「明治うがい薬」でした。
僕は
「カバくん」=「イソジン」
だと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
不思議に思って調べてみると、「カバくん」がパッケージ登場しているのに「イソジン」ではない理由がわかりました。
結構面白い話だったのでご紹介したいとおもいます。
パッケージは「カバくん」なのに「イソジン」じゃない理由
もともと「イソジン」という商標はアメリカの「ムンディファーマ」という製薬会社が保有しているものです。
その「ムンディファーマ」とお菓子などで有名な「明治」が提携し、長らく明治が「イソジン」の日本国内における開発・製造・販売を担ってきました。
ところが2015年3月に「明治」に「ムンディファーマ」からイソジンブランドのライセンス契約解消の通知が届きます。
明治側は提携関係の維持を望んでいたそうですが、結局は明治も契約解消に合意し50年以上にわたる関係に幕を下ろしました。
そして「ムンディファーマ」は次のパートナーを「塩野義製薬」とし、現在では「イソジン」という名前のうがい薬は「塩野義製薬」から発売されています。
一方、「イソジン」という商品名が使えなくなった明治は「イソジン」とまったく成分が同じである「明治うがい薬」を発売しています。
ここまでは話が穏やかなのですが、イソジン時代のマスコットキャラクター「カバくん」の使用について「明治」と「ムンディファーマ」の間で訴訟が起きてしまいます。
最終的には両者和解し「カバくん」は明治に残り、「イソジン」はカバから犬のキャラクターに変更して現在に至っています。
「カバくん」にこんな歴史があったの皆さんは知ってましたか?
僕は全然知りませんでした
以下のサイトにもっと詳細な事情が書かれているので、興味がある方はご覧ください。
僕はカバくんが好き
「イソジン」も「明治うがい薬」も成分は全く同じだそうです。
成分が同じなのであれば、僕としては愛着のある「カバくん」がイメージキャラクターの「明治うがい薬」を買いたいです。
薬屋さんで「うがい薬」探すときも商品名ではなく「カバくん」を目印に探すくらい、僕の中で「うがい薬」=「カバくん」というイメージが結びついています。
その逆もしかりで、動物園でカバを見ると「うがい薬」を思い出します。
それくらい僕の中では「カバ」と「うがい薬」が一体化しているのです。
イメージキャラクターの力って凄いね!
きっと僕の中では死ぬまで「うがい薬」=「カバくん」のイメージは消えないと思いますし、ずっと「カバくん」の方の「うがい薬」を買うと思います。
皆さんはどちらの「うがい薬」が好きですか?
僕は今年の冬も「カバくん」と一緒に風邪を予防したいと思います。
それでは、またー。
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