こんにちは、ゆんつです。
撮影した動画に不要なシーンが含まれていた場合。
不要なシーンはカットして、必要なシーンだけを繋げたいことがあると思います。
動画にテロップをいれたり画質を変更したりすることはせず、動画をそのままの画質でカットして繋ぎたい。
このような場合に便利なのが「LosslessCut」というフリーソフトです。
LosslessCutを使うと、簡単に1本の動画の不要シーンをカットして、そのままの画質で必要なシーンだけの動画を作ることができます。
今日は
について書きたいと思います。
LosslessCutのインストール
ダウンロードサイトにアクセスします。
緑色のダウンロードボタンをクリック。
少し待つとプログラムの実行ファイルがダウンロードされるので、ダウンロードされたファイルをダブルクリック。
言語選択ウィンドウが開くので、言語が日本語になっていることを確認して「OK」ボタンをクリック。
インストール画面になるので「次へ」ボタンをクリック。
インストール先の選択画面になるので、参照ボタンをクリックしてインストール先を選択(初期状態のままでも構いません)したのち「インストール」ボタンをクリック。
LosslessCutのインストールが始まります。
少し待つとインストールが完了するので、「完了」ボタンをクリックします。
以上でLosslessCutのインストールは完了です。
LosslessCutのアンインストール
LosslessCutをアンインストールしたい場合。
インストール先として指定したフォルダにあるLosslessCutPortableというフォルダを削除すればOKです。
LosslessCutの起動
LosslessCutを起動するには、インストール先として指定したフォルダにあるLosslessCutPortableというフォルダを開きます。
そのフォルダの中にある「LosslessCutPortable.exe」をダブルクリックすると、LosslessCutが起動します。
LosslessCutの日本語化
LosslessCutは初期状態ではインターフェースが英語になっています。
インターフェースを日本語にするには「File」⇒「Settings」をクリック。
「System Language」というセレクトボックスをクリックして、リストから「日本語」を選択。
これでインターフェースが日本語になります。
右上の×印をクリックすると設定画面は閉じます。
LosslessCutの使用方法
LoslessCutの操作は全然難しくなく、直感的に操作することが出来ます。
残したいシーンを設定する
カットしたい動画をLosslessCutのウィンドウにドラッグ&ドロップします。
LosslessCutに動画が表示されます。
再生ヘッドをマウスでドラックして残したいシーンの始点を探します。
残したいシーンの始点が決まったら、左側にある指のアイコンをクリック。
これにより残したいシーンの始点が設定され、それよりも前のシーンはゴミ箱のアイコンが表示され書き出すときに切り捨てられる対象になります。
続いて残したいシーンの設定を行います。
再生ヘッドをドラッグして残したいシーンの終点部分を探します。
残したいシーンの終点が決まったら、右側にある指のアイコンをクリック。
細かく指定したい場合は、キーボードの←や→を使ってシークするといいかもしれません
これで、1つ目の残したいシーンの始点と終点を設定することが出来ました。
設定したシーンの長さや始点・終点の時間は右側に表示されます。
続けて2つ目のシーンを指定してみましょう。
+マークのアイコン(セグメントを追加)をクリックします。
すると、1つ目のシーンより後ろのシークバーが1つ目のシーンの色とは違う色で塗りつぶされ、画面右側にも2つ目のセグメントの詳細が表示されて、2つ目のシーンを設定することができるようになります。
1つ目のシーンと同じように指のマークをクリックしてシーンの始点と終点を設定。
これで2つ目のシーンの設定も完了です。
このような感じで、必要な分だけシーンの設定を行います。
シーンを削除する
もしシーンの設定を間違ったリして削除したい場合は、シークバーでも右画面でもいいので削除したいシーンをクリックして選択します。
そして-マークのアイコンをクリック。
これで選択したシーンが削除されます。
改めてシーンの設定したい場合は、+アイコンをクリックして再度新しいシーンの設定を行ってください。
シーンの順番を変更する
右画面の各シーンの数字をドラッグすることで、シーンの順番を入れ替えることが出来ます。
例えば1つ目のシーンの数字をドラッグして2つ目のシーンの下にもっていくとシーンの順番が入れ替わります。
これにより、シーンの順番を自分の好きなように変更して動画を書き出すことができます。
動画を書き出す
書き出すシーンの設定が全て終わったら、1つの動画として書き出したいと思います。
右下の「出力」をクリック。
すると「出力オプション」という書き出す動画に関する設定画面になります。
設定するのは以下の赤枠部分2か所で大丈夫です。
まず「2セグメントの出力種別」ですが、各シーンを繋げて1つの動画にしたい場合は「結合切り取り」を選択。
シーンごとに別々のファイルで切り出したいなら「ファイル分割」を選んでください
「出力保存先のパス」は初期状態では元動画と同じ場所になっているので、そのままでいいなら変更せず、違う場所に書き出したいなら保存先パス部分をクリックするとフォルダの参照画面になるので、動画を書き出したいフォルダを選択します。
以上の設定が終わったら、右下の「出力+結合」をクリック。
動画の書き出しが始まります。
動画の書き出しが完了しました。
「表示」をクリックすると、書き出した動画ファイルが表示されます。
あとは、書き出した動画を確認して作業終了です。
選択したシーンをカットし、無選択のシーンを残したい場合
先ほどのやり方は選択したシーンを残して、未選択のシーンをカットしました。
それとは逆に、カットしたいシーンを選択して未選択のシーンを残したい場合もあるかもしれません。
その場合は左下の人型アイコン(高度な表示の切替)をクリック。
すると陰陽のようなアイコンが現れるので、それをクリック。
これにより未選択のシーンがディスクのアイコンになり、選択したシーンはゴミ箱のアイコンになります。
この状態で書き出せば、未選択のシーンだけを繋いだ動画が完成します。
さっきとは逆だね
カットと結合だけならピッタリ!
以上、LosslessCutの簡単な使い方について説明しました。
複雑なことはできませんが、動画の画質を変更せずに必要なシーンだけを抽出して別々のファイルにしたり、1本のファイルにしたい場合にはピッタリのソフトだと思います。
機能がシンプルなので動作も非常に軽いです。
動画の画質を落とさずにカットだけしたい場合や、1つの動画からいくつかのシーンを切り出して結合したい場合に使ってみると便利かもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
それでは、またー。
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