こんにちは、ゆんつです。
今日は敬老の日です。
1年のうちでおじいさんやおばあさんが一番大事にされる日ですね。
僕も敬老の日のお祝いに、母方の祖母を連れて食事に出かけました。
お店についてメニューをみると美味しそうな料理が沢山並んでいます。
祖母にメニューを渡し
好きなの注文していいよ
というと、祖母は
肉うどん!!
と力強く言いました。
そうなんです。
祖母はどこに行っても「肉うどん」を注文するのです。
遠慮しているというわけではなく、祖母は昔から外食するときの注文は必ず肉うどんなのです。
肉うどんが無ければ仕方なく別の物を頼みますが、肉うどんを注文できる時には他にどんな美味しいものがあっても肉うどんを頼みます。
周囲の人から誤解をうけそう
お店には僕たちのように、祖父母を食事に連れてきた人達が沢山いました。
その人たちのテーブルでは、おじいちゃんやおばあちゃんがメニューの中で一番高そうな御膳を食べています。
それが僕と祖母のテーブルでは、僕が豪華な御膳を食べて祖母は肉うどんをすすっているのです。
よその家族が見たら、敬老の日に自分だけ良いものを食べて、祖母にうどんを食わせる「鬼孫」と思われているに違いありません。
でも祖母が一番好きな食べものは肉うどんなので、仕方ないのです。
ちなみに祖母の好きな物ベストスリーは
1位 肉うどん
2位 天ぷらうどん
3位 きつねうどん
です。
うどん好きなんだね
うん
たから、祖母をいじめて僕が良いものを食べている訳ではないのです。
肉うどんが好きすぎる祖母
今から数年前の話です。
祖母の誕生日が近づいてきたころ、母は祖母に何か欲しいものが無いか聞きました。
それまでも母は毎年、洋服や帽子、靴などを祖母の誕生日にプレゼントしてきました。
祖母はそれらのプレゼントを貰うと表面上は嬉しそうなのですが、心底喜んでいる感じではありませんでした。
ですので母は、その年の誕生日は本当に祖母に欲しいものを聞いてそれをプレゼントしようと思ったそうです。
欲しいものを聞かれた祖母は
どん兵衛の肉うどんが欲しい!!
と言ったそうです。
母が
誕生日プレゼントどん兵衛でいいの?
と聞き返すと祖母は力強く頷いたそうです。
母は
どんだけ肉うどんが好きなのよ・・・
と軽く引きつつも、好きな物をプレゼントしようとスーパーでどん兵衛の肉うどんを3つ買って持って行ったそうです。
どん兵衛の肉うどんを3つ祖母に手渡すと、祖母は一瞬嬉しそうな顔になった後、急に真顔になって
誕生日なのに3つって!
と言って暗に1箱要求してきたそうです。
その後母がどん兵衛の肉うどんを1箱手に入れてプレゼントしたら、今までの服や帽子などのプレゼントに比べ物にならない位喜んでいたそうです。
かわいい祖母です
こんな祖母のことを僕は愛しくて面白い人だなあと思います。
僕の父方の祖父母は既に亡くなっており、母方の祖父ももう亡くなっています。
ゲーム風に表現すると母方の祖母が「最後の一機」なのです。
この祖母がいなくなってしまうと僕の祖父母は絶滅してしまうのです。
大切に大切にしなければなりません。
もし祖母に万が一のことがあった時に「○○をしてあげれば良かった」と後悔しないように、僕がやれる範囲内で祖母のやりたいことを思う存分させてあげたいなと思っています。
長生きしてね!
それでは、またですー。
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