こんにちは、ゆんつです。
皆さんお盆をいかがお過ごしですか?
本来であれば海や山のレジャーに出かけたりとしている人も多いのでしょうが、あいにくの台風です。
予定をキャンセルして家で過ごしている人も多いと思います。
一方の僕は今からこれを治します。
何かわかりますか?
これは祖母の家にある年代物のトースターです。
いつ購入したのかも覚えてないみたいです
祖母が毎朝パンを焼くのに使っているのですが、ここ1か月くらい調子が悪く、2回に1回はつまみを回してもトースターのヒーター管が熱くならずにパンが焼けないそうです。
そのような事態になった時、祖母はコードの付け根あたりを指で軽く押したり曲げたりするそうです。
それを何度か繰り返していると、ヒーター管が赤くなりきちんとパンが焼けるようになるそうです。
もうお分かりだと思いますが、この症状は恐らくコードの付け根あたりが断線しているか断線しかかっている状態だと思います。
そのような状態なので、祖母がコードを押したり曲げたりすることで断線が一時的に改善し、トースターが動作するような状態になっているのです。
以前僕はホットカーペットの修理をしたのですが、そのホットカーペットがこのトースターと全く同じ症状でした。
そうと、わかれば修理は簡単です。
コードの断線が疑われる部分をぶった切って、残った部分のコードを新たなコンセントに付け替えれば多分直ります。
今日はトースターの断線を治します。
用意するもの
・新しい電源プラグ
ここでちょっとした問題が。
このトースターのプラグは「12A 125V」
ところが祖母が買っていた替えの部品は「15A 125V」です。
アンペア数が違うけど大丈夫なのでしょうか?
最初は
お店に行って12Aのものと交換してもらわないといけないかな?
と思っていましたが、調べてみたら以下のような書き込みがあり大丈夫そうです。
大丈夫な理由はよくわかりませんが(笑)
もっと理科を勉強しておけばよかった・・・
ですのでこのまま使いたいと思います。
・カッター(被覆をはがして銅線を出すため)
・マジック(目印をつけるため)
・定規
・ニッパー(ハサミでも良い)
・プラスドライバー
修理開始!
修理と言う程大げさなものではありませんが、さっそく直します。
まずはニッパーを使ってコンセントの付け根から3cmくらいのところでコードを切断。
外側の覆いの中には2本のコードが入っています。
切断したコードの先端から4cmくらいのところにマジックで印を入れ、その部分までコードを裂いていきます。
印の所まで裂けたらコードの中の銅線を出すために、銅線を覆っている外側の被覆を剥きます。
このとき修理に慣れていない人はニッパーでやるよりも、カッターの先っちょでジワジワとコードの周囲に軽く切れ目を入れていき、少しだけ中の銅線が見えるようになった時点で手で被覆を引き抜くようにすると、中の銅線を切ることなくスポッと綺麗にむくことができます。
僕みたいに慣れていない人がニッパーでやると中の銅線を何本か切ってしまう可能性が高いので、カッターでちょびちょび切った方が確実です
両方のコードがキレイに剥けました。
出てきた銅線は時計回りにねじって広がらないようにしておきます。
そしてネジが入るくらいの右回りの輪を作っておきます。
新しいコンセントをプラスドライバーを使って開きます。
コンセントの中にあるネジを外し、外したネジを先ほど作っておいた右回りの輪に差し込みます。
そしてそのままプラスドライバーを使ってコンセントにコードを接続します。
両方のコードをプラグに接続したら、左側の銅線がはみ出して右側のコンセントに触れていないか、また、右側の線がはみ出して左側のコンセントに触れていないかを確認します。
もし触れている状態でコンセントを差し込むとショートしてしまうので、とても大事な確認です。
大丈夫でしたら、プラスドライバーでコンセントを閉じます。
動作確認
さあトースターは治ったでしょうか?
新しいコンセントを差し込んで、つまみを回してみます。
ちゃんと赤くなっています
試しにパンを焼いてみたところ、きちんと焼くこともできました。
これでまたしばらくこのトースターが毎朝の祖母のパンをせっせと焼いてくれるでしょう。
トースターの帰りを首を長くして待っている祖母の家に持っていきたいと思います。
待ってろ、ばあちゃん!
こうして僕のお盆休み最終日は過ぎていくのです。
それでは、またー。
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