こんにちは、ゆんつです。
皆さん「豆苗(とうみょう)」という植物をご存じでしょうか?
豆苗はえんどう豆の若菜ことで、豆と葉物野菜の栄養を併せ持つ緑黄色野菜です。
この豆苗。
食べて美味しいのはもちろんのこと、食べた後に再度育てて収穫することができるんです。
2度おいしい!
食べた後に再度育てて収穫できる野菜というのは、あまり世の中にないと思います。
僕はこの豆苗を食べるのも、育てるのも大好きなんです!
今日は、そんな豆苗について書きたいと思います。
豆苗は栄養豊富!
以下の表をご覧ください。
豆苗100gあたりの栄養価がいろんな野菜と比較されています。
β-カロテンは100gあたり3000μgで「ちんげん菜」の1.5倍。
ビタミンEが1.6mgで「小松菜」の約1.8倍。
食物繊維が2.2gでジャガイモの約1.7倍。
こんなにも栄養が豊富なのです。
また骨の形成を助けるビタミンKや、免疫強化に役立つビタミンC、赤血球の形成に不可欠な葉酸などを豊富に含んでいます。
美味しくて体にいいのが豆苗です。
栄養たっぷり!
豆苗を料理しよう!
豆苗はいろんな食べ方ができますが、僕は炒め物が一番美味しいと思います。
まず豆苗を豆の少し上のあたりから切り離します。
この時、切り離した豆と根っこの部分は再度育てて収穫するので絶対に捨てないようにします!
豆から切り離した豆苗を適当な大きさに刻んで
鶏肉やほかの野菜と炒めます。
味付けはシンプルに塩のみ。
豆苗とシメジと鶏肉の炒め物の完成です。
豆苗は、ほんの少しだけ豆っぽい優しい風味がしますがはっきりした味はありません。
味にクセがないので誰でも食べられますし、味が強くないのでほかの食材とよく合います。
炒めると程よいシャキシャキ感が残り、その歯ごたえがとても心地いいです。
あっさりしていてクセが無くてみずみずしく、食べていると体が中からきれいになっていくような感じがします。
育てよう
豆苗の豆の部分を水につけておくと脇芽が伸びて再度収穫できるようになります。
水は毎日とりかえようね!
2日目
昨日に比べて少しだけ伸びてます。
3日目
陽当たりの良いところに置いておくとグングン伸びていきます。
4日目
5日目
もう収穫できそうなくらい育ちました。
豆苗を育てていると、植物が太陽に向かって伸びていくのがよくわかります(笑)
太陽の方向に向いてる!
毎日向きを変えてあげて、なるべくまっすぐ伸びるようにします。
6日目(収穫)
随分大きくなりました。
ここで収穫です。
こんな感じで豆苗は1回使った後に根っこを水につけて陽当たりの良い場所に置いておくだけで、約1週間後にはもう1回収穫できるのです。
お得だね
豆も食べようと思えば食べられる
豆苗の豆の部分は
豆苗の豆は、お召し上がりいただけません。
豆苗の根元部分は食べることを想定して栽培を行っておりませんので、食用には適しません。
ということになっています。
でも僕は昔捨てるのがもったいなくて食べていました(笑)
豆の調理法は簡単です。
豆の周りの根っこを取って豆だけの状態にして、その豆を塩を少し入れた熱湯で2~3分茹で、外の皮をむいて食べるだけ。
味はもやしの豆の部分っぽい味がします。
根っこから豆をはずしたり、豆の皮をむいたりするのは結構手間がかかって面倒くさいので今は豆の部分は食べなくなりましたが、食べようと思えば豆の部分も普通に食べられます。
ただ、手間をかけて食べるほどの味ではありません(笑)
おススメの野菜です
僕は豆苗をスーパーで1袋100円くらいで買ってます。
一度料理に使っても再度収穫できるので、1食あたりの豆苗の値段は50円くらいでとても経済的です。
食べて楽しく、育てて楽しく、栄養も豊富でお財布に優しい!
最高の野菜だと思います。
もしまだ豆苗を食べたことが無い方は是非一度食べてみてください。
そして育ててみてください。
美味しくて楽しい豆苗が大好きになると思います。
豆苗は楽しいよ!
それでは、またー。
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