こんにちは、ゆんつです。
Windowsに必ずインストールされているのが、ネットを閲覧するためのブラウザ「Microsoft Edge(以下「Edge」)」
でも、僕はブラウザはGoogle ChromeとFireFoxを併用しており、Edgeは全然使いません。
使っていないソフトはアンインストールしたくなるのが人情です。
Edgeは、一般的なソフトのように「アプリと機能」からアンインストールしようとしてもアンインストールボタンがクリックできなくなっており、アンインストールすることはできません。
調べてみると、Edgeをアンインストールするにはコマンドプロンプトを使用する必要があるみたいです。
また、以前まではコマンドプロンプトでアンインストールのコマンドを入力すれば簡単にインストールできたみたいですが、現在はレジストリを編集しなければアンインストールできない仕組みにもなっているようです。
今回は
に挑戦してみたいと思います。
ちなみに、OSは64bitのWindows10を使っています。
Revo Uninstaller Freeでアンインストールする
「Revo Uninstaller Free」というフリーソフトを使用することで、Edgeをアンインストールすることができます。
公式サイトにアクセスします。
公式サイトにアクセスしたら「無料のポータブルバージョンをダウンロード」をクリック。
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所に解凍し、フォルダを開くと「RevoUPort.exe」というファイルがあるのでダブルクリック。
Revo Uninstaller Freeが起動しライセンス契約画面が開くので、言語が「日本語」になっていることを確認し、「OK」ボタンをクリック。
メイン画面になるので「オプション」をクリック。
オプション画面になるので、左メニューで「アンインストーラー」を選択し、右側の一般タブの「システムコンポーネントを表示」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリック。
これで、アンインストールできるアプリケーションの一覧にEdgeが現れるようになります
メイン画面に戻るので、アプリケーション一覧から「Microsoft Edge」を探してダブルクリック。
「選択されたプログラムを本当にアンインストールしますか?」というウィンドウが開くので、「アンインストールする前にシステムの復元ポイントを作成」にチェックが入っていることを確認して、「続行」ボタンをクリック。
システムの復元ポイントの作成が始まります。
少し待つとシステムの復元ポイントの作成とアンインストールが完了するので、「スキャン」ボタンをクリック。
アンインストール後に残されたEdge関係のレジストリが検出されるので、「削除」ボタンをクリック。
「本当に選択された項目を削除しますか?」というメッセージが現れるので、「はい」をクリック。
レジストリの削除が終わると、アンインストール後に残されたEdge関係のフォルダやファイルを削除するかどうかの画面になるので、「削除」ボタンをクリック。
「本当に選択された項目を削除しますか?」というメッセージが現れるので、「はい」をクリック。
残ったファイルに関するメッセージが出るので一読し、「OK」ボタンをクリック。
最後に「完了ボタン」をクリック。
以上で、Edgeのアンインストールは完了です!
アンインストール後は、スタートメニューにEdgeの表記は残りますが、「アプリと機能」からはEdgeが無くなり、スタートメニューのEdgeをクリックしてもEdgeが起動することは無くなります!
コマンドプロンプトでアンインストールする
コマンドプロンプトを使って削除する方法です。
コマンドプロンプトを使う方法は、記事を書いた当時(2023年3月)は使えていたのですが、現在(2023年10月)は使えなくなっています。
参考のために、記述だけは残しておきます。
レジストリを削除する
現在、Edgeをアンインストールする場合、レジストリを編集せずにアンインストールのコードを入力してもアンインストールが出来ない仕様になっているみたいです。
ためしにレジストリを編集せずにコマンドプロンプトでアンインストールのコマンドを入力してみたところ、Edgeは「終了コードでアンインストールに失敗しました:93」というメッセージが出て、アンインストールされませんでした。
ですので、まずレジストリを編集します。
レジストリ操作はリスクを伴うので、試してみる場合には場合は自己責任でお願いします。
検索ボックスに
regedit
と入力すると、検索結果に「レジストリ エディター」が現れるのでクリック。
レジストリ エディターが起動するので、
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\ClientState
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\ClientStateMedium
を削除します。
レジストリの編集は以上です。
Edgeをアンインストールする
コマンドプロンプトを使ってEdgeを削除します。
検索ボックスに
cmd
と入力すると検索結果「コマンドプロンプト」が現れるので、その上で右クリックし、現れたメニューから「管理者として実行」をクリック。
ユーザーアカウント制御のウィンドウが現れるので「はい」をクリックすると、管理者モードでコマンドプロンプトが起動します。
これからコマンドプロンプトの画面でコードを実行してEdgeをアンインストールしていくわけですが、Edgeを削除するコードはいくつかあるようなので、今回は2つの方法を試してみます。
方法1
以下のコードをコピーして、コマンドプロンプト画面に張り付けてエンターキーを押下します。
winget uninstall microsoft.edge
「Microsoft Edgeのアンインストール」というウィンドウが現れるので「閲覧データもクリアしますか?」というチェックボックスにチェックを入れて「アンインストール」ボタンをクリック。
「このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません」というエラーのウィンドウが開くので「OK」ボタンをクリック。
コマンドプロンプトの画面では「終了コードでアンインストールに失敗しました:19」というメッセージが出ますが、これでアンインストールは完了しています。
スタートメニューや、設定画面の「アプリと機能」にはEdgeの残骸が残りますが、クリックしてもEdgeは起動しません。
方法2
まずは、Edgeのバージョンを調べます。
バージョンの調べ方は、Edgeを起動して右上の3つの点をクリックして現れるメニューから「ヘルプとフィードバック」⇒「Microsoft Edge」についてをクリック。
設定画面が開くので、設定画面のバージョン情報にEdgeのバージョンが記載されています。
このバージョンをコピーしておきます。
コマンドプロンプト画面に戻り
cd %PROGRAMFILES(X86)%\Microsoft\Edge\Application\Edgeのバージョン\Installer
例)バージョンが110.0.1587.41の場合は
cd %PROGRAMFILES(X86)%\Microsoft\Edge\Application\110.0.1587.41\Installer
となる
を貼り付けてエンターキーを押下。
そして、次に
setup.exe --uninstall --system-level --verbose-logging --force-uninstall
を貼り付けてエンターキーを押下。
これで、Edgeが削除されました。
方法1と同様にEdgeの残骸は残りますが、クリックしてもEdgeは起動しません。
再インストール
Edgeをアンインストールしたものの、再度インストールしたくなった場合。
公式のダウンロードサイトにアクセスします。
ダウンロードボタンをクリック。
ダウンロード画面になるので「同意してダウンロード」をクリック。
Edgeをインストールするための実行ファイルがダウンロードされるので、あとはこの実行ファイルをダブルクリックして実行すればEdgeがインストールされます。
アンインストールできたが残骸は残った
というわけで、Revo Uninstaller FreeでEdgeのアンインストールをすることができました。
アンインストール後もスタートメニューにはEdgeが残るのが少し気になりましたが、削除できたので良しとします。
Edgeのアンインストール方法は、使えていた方法が使えなくなる時があるので、この方法もいつまで使えるか分かりませんが、とりあえず参考になれば幸いです。
また、Edgeの削除により思わぬ不具合が出る可能性もありますので、試してみるときは自己責任でお願いします。
それでは、またー。
コメント
初めましてこんにちは。10月の更新アップデートで、以前に削除していたEdgeが復活していました。
記事の日付が新しかったこちらでの方法を試しましたがEdgeをアンインストールすることができませんでした。
試した内容は、レジストリで2つを削除、その後管理者モードのコマンドプロンプトにwinget uninstall microsoft.edgeを入れると「すべてのソース契約条件に同意しますか はい いいえ」などがでてきました。「はい(Y)」を選ぶとアンインストールが開始されますが、「次の終了コードで失敗しました:93」とでます。この状態でEdgeのフォルダを確認しましたがすべてのファイルがそのままの状態で、Windowsのヘルプマークを押すと普通にEdgeが開きます。
もう一つの方法である、Edgeのフォルダバージョン(数字のフォルダ)を確認して管理者モードのコマンドプロンプトにcd %PROGRAMFILES(X86)%\Microsoft\Edge\Application\(数字)\Installerとsetup.exe –uninstall –system-level –verbose-logging –force-uninstallを入れてみましたが、やはりEdgeはアンインストールできませんでした。
仕様が変わったのでしょうか、他に方法があれば知りたいです。よろしくお願いいたします。
M様
コメントありがとうございます。
コメントを拝見して、実際にEdgeを再インストールして削除してみたら、コマンドプロンプトではアンインストールできなくなっていることを確認しました。
教えていただきまして、ありがとうございます。
調べてみたのですが、どうやら現状はコマンドプロンプトからの削除は難しいようです。
ですので、代案としてフリーソフトによるEdgeのアンインストール方法を加筆しておきました。
参考になれば幸いです。
さっそくの返信・対策ありがとうございました!