こんにちは。ゆんつです。
最近、歯の詰め物が取れて歯医者に通っていました。
治療自体は1回目で型をとって、2回目に銀歯を入れる簡単なものでしたが、2回目の治療の際に
歯磨き指導を受けてみませんか?
と言われました。
「歯磨き指導」というのは、普段の自分の歯磨きを歯科助手さんに見せて、間違ってる部分をチェックし、正しい歯磨き方法を教えてくれるものなのだそうです。
時間にして30分くらいらしいので、ものは試しで「歯磨き指導」とやらをうけてみました。
その時に教えてもらったことなどを、備忘録として書いておきます。
まずは磨き残しのチェックから
まず最初に磨き残しを調べる液体を口に含み何回かクチュクチュします。(この液は「歯垢染色液」というらしいです)
吐き出して軽くうがいをします。
これにより、もし磨き残しの部分があれば、その部分は紫がかったピンク色に染まるのだそうです。
手鏡を貰い口を「イー」の形にして歯を見てみると、紫だらけ!
歯医者に来る直前に歯を磨いていたので、たいして染まらないだろうと思っていたら大間違い。
ほぼ全ての歯が染まっていました。
これにより、僕はきちんと歯が磨けていないことがわかりました。
全部間違っていた僕の歯磨き
磨き残しのチェック後、歯科助手さんがから歯ブラシを渡され
いつも通りの歯磨きをしてください
と言われました。
僕はいつもの磨き方で歯を磨きました。
その磨き方を見ていた歯科助手さんの口から出たのは
うーん・・・
全部間違ってますねぇ
という衝撃的な言葉!
何と僕の歯磨きは全部間違っていたのです!
教えてもらった正しい歯ブラシの握り方
今までの僕の歯ブラシの握り方はただ単にグーで握るというものでした。
別に誰かに習ったわけではなく、小さいころからずっとこの握り方でした。
でも、教えてもらった歯ブラシの正しい握りかたはペンの握り方でした。
ペンの握り方で磨いてみると、確かにグー握りよりも肩に力が入らないし、歯ブラシの動きが指先で細かくコントロールできることが実感できました。
教えてもらった正しい歯の磨きかた
僕がこれまでずっとやってきた磨き方は、とにかく力を入れてガシガシ磨くというやり方です。
歯の表だろうが裏だろうがとにかくガシガシ。
この磨き方を見て、言われたのが
力を入れすぎですね
ということでした。
僕の磨き方では、力の入れすぎでいずれ歯の表面を傷めるということでした。
そして次に言われたのが、
歯の上側ばかり磨いていて、歯と歯茎の境目が磨けてませんね
ということでした。
ですので、歯と歯茎の間に歯ブラシを当てるようにすることをアドバイスされました。
これにより、これまでの磨き方では取れていない歯の付け根にある汚れが落ちるとともに、歯茎のマッサージにもなるとのことでした。
また、僕は歯ブラシを大きく動かして1度に複数の歯を磨いていたんですが、
歯ブラシを細かく動かして1本ずつ丁寧に磨いてください
とも言われました。
これら以外にも
前歯の裏側を磨く時は、歯ブラシを横ではなく縦にしてかき出すように磨いてください
とか
磨く箇所に応じて口の開き方を変えてください
などのアドバイスを受けました。
実際に歯磨きをしながら、沢山のアドバイスを受けたことで
僕の歯磨きは1から10まで間違っていたんだなぁ
と実感できました。
磨き方を変えてみて
さっそく、歯磨き指導を受けた日の夜から磨き方を変更しました。
これまで、強く磨くことで歯が磨けている感覚があったので
こんなに軽く磨いていいんだろうか?
と思ってしまいますが、なるべくソフトに磨きます。
これまでのガシガシ磨きをやめ、歯ブラシの角度を変えつつ歯を1本ずつ丁寧に磨き、歯の付け根にも歯ブラシが当たるように磨いていきました。
磨き終わって歯の表面を舌でなぞるとツルツルになってます!
気持ちいい!
ソフトに磨いてもきちんと歯の汚れは落ちているようです。
指導通りに丁寧に歯を磨くようになると、これまで3分で終わっていた歯磨きに10分近くかかるようになりましたが、歯は一生使うものなのでこれは仕方ないですね。
また、無駄な力が入らなくなった分、歯ブラシの持ちも良くなりました。
これまで新品の歯ブラシの毛先が1週間で開いていたんですが、歯磨き指導を受けた後に使い始めた歯ブラシは一週間たっても毛先がほとんど開いていません。
もし機会があったら受けてみたらいいかも
というわけで、歯医者さんで歯磨き指導を受けた話でした。
僕にとって歯磨き指導は、自分の歯磨きを見直すとても良いきっかけになりました。
指導を受けなければ、僕は一生間違った歯磨きをしていたと思います。
歯は一生使うものなので、正しい歯磨きがとても大事だと思います。
「歯磨き指導」というと子供向けのイメージがありますが、間違った癖が直りにくい大人にとっても有用なものだと思いました。
皆さんも、機会があれば歯医者さんで歯磨き指導を受けてみてはいかがでしょうか。
それでは、またですー。
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