こんにちは、ゆんつです。
5月から6月にかけては蛍シーズンです
皆さん蛍はお好きですか?
山口県下関市豊田町は「ホタルの里」として有名です。
その豊田町には蛍や昆虫、自然のことについて学ぶことができる「豊田ホタルの里ミュージアム」という施設があります。
このミュージアムではホタルの事について詳しく知ることができるほか、下関市の自然の事についても知ることができるような資料がたくさん展示されています。
今日は「豊田ホタルの里ミュージアム」について書きたいと思います。
外観
建物の外観はゲンジボタルをイメージして作られているそうです。
常設展示室
館内に入ると下関で昭和52年に捕まえられた「ツキノワグマ」のはく製が出迎えてくれます。
![ゆんつ](https://konpure.com/wp-content/uploads/2019/01/yuntuface-mae.png)
下関にツキノワグマがいたなんて!
受付で入場料(大人200円、大学生等100円。高校生以下の方は無料だったり、県内や北九州在住の65歳以上の方は割引があるので詳しい料金は公式のWEBサイトでご確認ください)を払って常設展示室に入ります。
常設展示室では、まず本物のゲンジボタルがお出迎え。
お尻の少し黄色い部分が暗くなると発光して人の目を楽しませてくれるんですね。
館内はホタルに関する展示が一杯。
下関に生息するホタルの標本
![](https://im-cocoon.net/wp-content/uploads/boy.png)
下関にこんなにたくさんの種類のホタルがいるのか
巨大なゲンジボタルの幼虫の模型。
ホタルというのは夜に光る物なので、明るいミュージアム内では実際にホタルが発光するところを見られないような気がしますが大丈夫!
実際にホタルの発光をみることができる暗室があります。
暗室内ではゲンジボタルなどがピカピカとお尻を光らせていました。
これ以外にもホタルの採卵方法や育て方、使用する器具などの解説や
ホタルの生態
世界のホタルに関する資料
などなど、「ホタルの里ミュージアム」という名前というだけあって、ホタルに関する資料が「これでもか!」というくらい展示されています。
各展示物の説明文もなるべく簡単な言葉を使って書かれており、ホタルに関する知識がない人でも親しみやすくなっています。
![ゆんつ](https://konpure.com/wp-content/uploads/2019/01/yuntuface-mae.png)
子供でも大丈夫
この資料を全部読んでいけば、ホタルについて沢山のことを知ることができます。
ホタルだけじゃないよ
展示物はホタルに関するものだけではありません。
展示物の半分くらいはホタルですが、もう半分は下関市に生息するホタル以外の生き物などが展示されています。
魚もいますし
ゲンゴロウなどの水に住む昆虫もいます。
エビやカニなども
沢山の生き物を見ていると、普段見過ごしがちな下関の自然の豊かさに気づかされます。
変わったところでは下関の無人島に関する展示なんかもあります。
このように、ホタル以外にも下関の生き物や自然に関してジャンルを問わず興味深いものが展示されています。
企画展
常設展示室では各季節ごとに企画展が行われています。
僕が行ったときの企画展は「身近な魚の鰭(ひれ)」。
コイなどの僕たちの身近にいる魚の「ひれ」にスポットを当てた企画展示です。
「ひれ」に着目した標本があったり
ひれの骨格、泳ぎ方の違いによるヒレの使い方の違いなどについて興味深い展示がされていました。
![](https://im-cocoon.net/wp-content/uploads/boy.png)
ほー
テーマ展
「テーマ展」は無料ゾーンで行われている展示で、年に5回テーマを変えて開催されます。
僕が行ったときのテーマは「蝶類」。
「日本の蝶」と「世界の蝶」の標本がびっしりと並んでいました。
日本の蝶
世界の蝶
こうしてみると世界の蝶は色遣いが明るくて派手なものが多いです。
逆に日本の蝶は落ち着いた色遣いで地味な感じがします。
![](https://im-cocoon.net/wp-content/uploads/boy.png)
全然色が違うな
なんとなく洋服などのデザインに近いものがあるような気がしました。
石のお土産
ミュージアムの出口には玄武岩などの石がお土産においてあります。
興味がある方はお土産に貰って帰るといいかもしれません。
ホタルせせらぎ広場
施設の外に「ホタルせせらぎ広場」があります。
この広場には水路が通っており、ゲンジボタルが生息するのに適した環境になるように造られているそうです。
ゲンジボタルが住みやすい環境をゆっくり散策してみるのもいいかもしれません。
お値段以上!
「豊田ホタルの里ミュージアム」は入場料以上に面白いです。
規模としてはそれほど大きくないミュージアムですが展示物は結構たくさんあります。
それらの展示物はどれも丁寧な手作り感があり、その展示物から下関の自然に対する愛情や温かみなどを感じます。
このミュージアム。
「川野 敬介」さんという虫好きの学芸員の方が、展示物がほとんど何もないところから1人で作り上げたそうです。
![ゆんつ](https://konpure.com/wp-content/uploads/2019/01/yuntuface-mae.png)
「所さんの笑ってコラえて!」という番組でも取り上げられました
丁寧に作られた展示物を見ていると、このミュージアムに対する川野さんの思いが伝わってきます。
足を運んでもらえれば、きっと入場料以上に満足できると思います。
![ゆんつ](https://konpure.com/wp-content/uploads/2019/01/yuntuface-mae.png)
おススメ!
もし機会があったら是非遊びに行ってみてください。
※現在コロナウィルスの影響で2020年6月18日までは山口県在住者のみの入場に制限されています。
WEBサイトよりもTwitterの方が情報が速いので、遊びに行く前には公式Twitterを確認しておいたほうが良いと思います。
アクセスなど
施設名 | 豊田ホタルの里ミュージアム |
住所 | 山口県下関市豊田町大字中村50-3 |
アクセス | |
駐車場 | 有り(無料)
|
近隣の観光スポット
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2018/10/suiboturin-160x90.jpg)
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2018/10/nisiiti00-160x90.jpg)
![ゆんつ](https://konpure.com/wp-content/uploads/2019/01/yuntuface-mae.png)
一の俣桜公園の水没林は一見の価値あり!
コメント