こんにちは、ゆんつです。
皆さんは歯ブラシのメーカーにこだわりはありますか?
僕はある歯ブラシに出会うまではサンスターの「Doクリア」という歯ブラシを使っていました。
別に「Doクリア」にこだわっていたわけではありませんが、長年の習慣で特に不満も無かったのでずっと使い続けていました。
でも今年初めにある歯ブラシに出会ってからは、すっかりその歯ブラシが気に入ってしまい「Doクリア」から乗り換えました。
その歯ブラシとは「磨きやすい」歯ブラシという、凄くストレートな商品名の歯ブラシです。
今日はこの「磨きやすい」歯ブラシについて書きたいと思います。
磨きやすい歯ブラシとは?
「磨きやすい」歯ブラシは歯ブラシ職人「田辺重吉」さんが開発した歯ブラシです。
田辺重吉さんは10歳の時に丁稚奉公で歯ブラシ職人に弟子入りし、それ以来70年以上にわたりずっと磨きやすい歯ブラシを追求してきた、歯ブラシ一筋の職人さんです。
その職人ぶりはテレビ番組でも取り上げられたようです。
そんな歯ブラシの匠、田辺重吉さんが2007年に完成させた理想の歯ブラシ。
それが「磨きやすい」歯ブラシなのです。
この歯ブラシ1本に重吉さんの70年の英知が注ぎ込まれているわけですね。
そう思うと洗面所に置いておくのは忍びなく、床の間にでも飾っておきたくなります。
その磨きやすさは口コミで広まり、発売当初は3000万円の売り上げだったのが、2017年には7億5千万円も売上げるようになったそうです。
普通の歯ブラシとの比較
これまで使っていたサンスターの「Do」という歯ブラシと比較してみます。
比較画像に使っている歯ブラシはどちらも新品ですのでご安心を。
緑の柄の歯ブラシが「みがきやすい歯ブラシ」で、白い柄の歯ブラシが「サンスター Do」です。
ヘッドが小さい
「みがきやすい歯ブラシ」は「サンスター Do」に比べてヘッドが1回り小さいです。
これにより口の中の狭い部分、特に親知らず周辺までよくブラシが届きます。
長い毛と短い毛の2種類が混在している
サンスターのDoの毛はのブラシの付け根からブラシの先まで長さがどれも均一です。
でも「磨きやすい」歯ブラシは1つの穴から長い毛と短い毛が生えています。
短い毛が「サンスター Do」と同じ長さです。
長い毛で歯と歯の隙間の奥にある汚れをかき出し、短い毛で磨き上げるという仕組みなのだと思います。
毛先が細くとがっている
サンスターの「Do」は付け根から先端に向かって毛の太さが同じです。
「磨きやすい」歯ブラシは毛先に向かって毛が細くなっていきます。
細くなった毛先がスムーズに歯と歯の間に入り込み汚れを多くかき出してくれそうです。
実際に使ってみた感想
「磨きやすい」歯ブラシを約半年使った感想を良い点と気になった点にわけて箇条書きにしていきます。
良い点
・ヘッドが小さくて薄いので口の奥まで歯ブラシがスムーズに入り、ブラシがちゃんと奥歯(親知らず)まで届いているのがわかる。
・毛先が細いので歯と歯の間に毛先がスッと入っていくのを感じる。
・毛先が細くて繊細なので歯と歯茎の間を磨くと適度な刺激で歯茎がマッサージされとても気持ちがいい。
・歯に対する毛先のフィット感が凄い。
・歯を磨き終わった後に歯を指でこすると「キュイッ♪キュイッ♪」というピカピカに磨けている音がして嬉しい。
気になった点
・グリップの部分が普通の歯ブラシに比べてやや薄めなので、塗れた手で歯ブラシを持って歯を磨くと時々ブラシが指から滑ることがある(手が濡れてなければ特に滑らない)
まとめ
歯間に毛先がスルスルッと入っていく感覚やピタッと歯にフィットする感覚はこれまで僕が使っていた歯ブラシには無いものでした。
奥歯でも前歯でも細くて長い毛先が汚れの貯まりやすい隙間スルッと入っていく。
そして、まるでほうきでゴミを掃くように、毛先が歯と歯の間の汚れをかき出してくれているような感覚がするのです。
磨き終わった後の歯を指先や舌先でなぞると、ツルツルになっているのがよく解ります。
毛先も繊細なので歯と歯茎の境目をこの歯ブラシでこすると、何とも言えない気持ちよさがあります。
歯も綺麗になって、歯茎のマッサージも出来る。
まさに職人さんの70年の知識と経験がつめこまれた良い歯ブラシでした。
後はグリップの部分がもう少し厚みがあったらパーフェクトだったとおもいます。
でも、値段も手ごろでとても良い歯ブラシです。
僕は以前歯間ブラシと糸ようじをこれまで使っていたものから、別のものに変更しました。
それにより、歯の間のお手入れのしやすさは格段にアップし、お手入れ時の出血もほとんど無くなりました。
「弘法筆を選ばず」ということわざがありますが、僕は良い道具を使った方がより一層歯を長持ちさせることが出来ると思います。
もし歯ブラシ選びに迷っている方がいたら、僕はこの歯ブラシをお勧めしたいと思います。
それでは、またですー。
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