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B450 Steel LegendのBIOSをアップデートしてみた

PC自作

こんにちは、ゆんつです。

僕は昨年(2020年)の夏に自作したPCをメインで使っています。

そのPCのマザーボードはASRockの「B450 Steel Legend」でBIOSのバージョンは3.40。

BIOSのバージョン3.40

最近、Windows11が公開されました。

Windows11が導入できる要件の1つに

トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0が有効になっていること

というものがあります。

Windows 11 の仕様とシステム要件 | Microsoft
Windows 11 の仕様と機能の概要を Microsoft で確認してください。Windows 11 のデバイス仕様、バージョン、対応言語の詳細

TPMはセキュリティに関するモジュールで、PCの安全性を高める機能があるようです。

詳しいことは僕にはわからないので、しっかり理解したい方は以下の専門的な解説ページをご覧ください(笑)

【特集】 Windows 11で必須になった「TPM 2.0」って何?TPMの役割や確認方法を紹介
Microsoftからの発表によってWindows 11の詳細が明らかになったが、中でも注目を集めているのがシステム要件として定義されている「TPM 2.0」への対応だ。ここでは、TPMの概要と有効化する方法について紹介する。

ともかく、Window11にするためのTPM2.0が有効である必要があります。

自分のPCでTPM2.0が有効になっているかどうかを調べたい場合、デバイスマネージャーから確認することができます。

デバイスマネージャーを開くと「セキュリティデバイス」という項目があるのでクリック。

デバイスマネージャーの「セキュリティデバイス」をクリック

TPM2.0が有効な場合は「トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0」という表記があるはずなんですが、どうやら僕のPCでは有効になっていないようです。

TPM2.0が有効になっていない

マザーボードにB450 Steel Legendを使っている場合にTPM2.0を有効にする方法を調べてみると

ということが解りました。

僕はいずれWindow11にしたいので、どちらかの方法でTPM2.0を有効にしなければなりません。

ゆんつ
ゆんつ

どっちの方法にするかなあ

先ほども書いたように僕のBIOSのバージョンは3.40で、2020年6月に公開されたものです。

それから、もう1年以上も経過し、その間にBIOSは5回もアップデートされています。

僕は新しいBIOSが使ってみたいので、BIOSのアップデートをすることに決定しました!

というわけで、今日は

B450 Steel LegendのBIOSのアップデート

にチャレンジしてみたいと思います。

BIOSのアップデートは自己責任で

BIOSのアップデートは、失敗してしまうとパソコンが何の役にも立たないただの箱になってしまいます。

Asrockのサイトにも

システム運行が良い場合はアップデートBIOSアップデートをお勧めしません。ASRockはダウンロードあるいはBIOS更新過程中に不適切な操作により引き起こされるいかなる損害に対して責任を負いません。

と書かれています。

BIOSアップデートに関する警告

もしBIOSのアップデートを行う場合は、失敗のリスクや保証を受けられないリスクを十分に踏まえたうえで自己責任でおこないましょう。

BIOSアップデート

AsrockのWEBサイトに記載されているBIOSアップデートの手順でアップデートしたいと思います。

ASRock BIOS アップグレードについての説明

BIOSをダウンロードして解凍する

ASRockのWEBサイトでBIOSをダウンロードします。

ASRock B450 Steel Legend
AMD AM4 ソケット Ryzen™ 2000, 3000, 4000 G-Series, 5000 および 5000 G-Series Desktop ProcessorsDDR4 3533+ (OC)2 PCIe 3.0 x16, 4

該当するBIOSのバージョンのグローバルというリンクをクリック。

グローバルというリンクをクリック

BIOSアップデートに関する注意事項が記載されたメッセージが現れるので、確認して「OK」をクリック。

注意事項のダイアログを確認し「OK」をクリック

BIOSが入ったZipファイルがダウンロードされます。

BIOSをUSBメモリに入れる

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、以下のようなBIOSファイルが現れました。

Zipファイルを解凍するとBIOSファイルが現れる

このBIOSファイルをUSBメモリーに入れ、そのUSBメモリーを使ってBIOSをアップデートします。

BIOSファイルはUSBに入れて使う

公式サイトのアップグレード手順では、BIOSファイルはFAT32システムのUSBメモリーに入れるように記載されていたので、FAT32でUSBメモリをクイックフォーマット。

FAT32でUSBメモリをクイックフォーマット

フォーマットが完了したら、先ほどZipファイルを解凍して現れたBIOSファイルをUSBメモリーに移動します。

BIOSファイルをUSBメモリーに移動する

これで、BIOSアップデートの準備は完了です

備考:使用するメモリの容量に注意!

以下の画像は64GBのUSBメモリのフォーマット画面ですが、フォーマットの形式が「exFAT」か「NTFS」だけでFAT32がありません。

USBメモリーが32GBより大きくなるとFAT32でのフォーマットができない

どうやら、USBメモリーが32GBより大きくなるとFAT32でのフォーマットができなくなるみたいです

ですので、BIOSのアップデートには32GB以下の容量のUSBメモリが必要となります。

僕の場合、64GBのUSBメモリの他に昔に購入した4GBのUSBメモリを持っていたので、無事にFAT32でのフォーマットができました。

BIOSをアップデートする

BIOSが入ったUSBメモリをPCに挿したままの状態でPCを再起動します。

PCが再起動する際にキーボードのF2キーを連打してBIOS設定画面に入ります。

BIOS設定画面

「Tool」をクリック。

「Tool」をクリック

「Instant Flash」をクリック。

「Instant Flash」をクリック

すると、自動的にUSBメモリに入っているファイルが指定されるので、「Update」ボタンをクリック。

「Update」ボタンをクリック

Updateするかの確認ダイアログが出るので「Yes」をクリック。

「Yes」をクリック

BIOSのアップデートが始まります。

BIOSの更新が始まる

アップデート中はPCを触らずに、アップデートが完了するのを待ちます。

完了しました。

完了

OKボタンをクリックするとPCの再起動が始まります。

無事、Windows10が起動しました。

Windows10が起動

BIOSのバージョンを確認すると、無事4.20にアップデートされていました!

BIOSのバージョンが4.20にアップデートされた

ゆんつ
ゆんつ

やったぜ!

ここまででBIOSのアップデートは成功していますが、公式サイトの解説では再度BIOS設定画面に入り、BIOSを初期設定値に戻してセーブするように書かれているのでその通りにします。

PCを再起動し、またF2キーを連打してBIOSの設定画面に入ります。

BIOS設定画面でもBIOSのバージョンは4.20になっています。

BIOS設定画面でもBIOSのバージョンは4.20になっている

キーボードのF9を押すと「Load UEFI BIOS Defaults」というBIOSを初期設定値に戻すかどうかのダイアログが現れるので、「Yes」をクリック。

「Load UEFI BIOS Defaults」で「Yes」をクリック

続いてF10キーを押すと「Save Change and Exit」というBIOSの設定を保存して終了するかどうかのダイアログが現れるので、「Yes」をクリック。

「Save Change and Exit」で「Yes」をクリック

PCが再起動し、Windowsが起動します。

以上で、公式サイトに記載されていたBIOSのアップデート手順は完了です!

TPM2.0が有効になったかどうかを確認

BIOSのアップデートが終わったので、TPM2.0が有効になっているか確認します。

デバイスマネージャーを開いて、セキュリティーをクリックするとBIOSが3.40の時には有効になっていなかったTPM2.0が有効になっています!

BIOSを4.20にすることでTPM2.0が有効になった

これでWindows11にアップグレードできる要件を1つ満たすことができました

ゆんつ
ゆんつ

やったぜ!

というわけで、B450 Steel LegendのBIOSのアップデートは無事完了し、TPM2.0も有効になって目的を達成することが出来ました。

いずれ時期を見て、このPCをWindows10からWindow11にアップグレードしようと思います。

それでは、またー。

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