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「あだ名」について

雑記

こんにちは、ゆんつです。

つい最近、甥っ子と話していてびっくりしたことがありました。

それは甥っ子の通っている小学校では「あだ名」で人を呼んではならず、全員「さん」付けで呼ばないといけないらしいのです。

学校外で遊んでいるときなどはあだ名で呼びあってるらしいんですが、学校内では親しい間柄でも「さん」をつけるそうです。

すごく堅苦しい気もしますが、あだ名にはいじめに繋がるようなものもあるのでその予防もあるのかもしれません。

僕の子供の頃を思い出してみると、色々なあだ名がありました。

そしてあだ名の付け方には一定のパターンが存在しました。

今日は「あだ名」について書きたいと思います。

あだ名のパターン

あだ名の付け方には、いくつかのパターンがあります。

名前に由来するもの

僕の学生時代ではこれが一番多かったです。

例えば福永という名字なら「ふっくん」、しんいちという名前なら「しんちゃん」など名字や名前の一部のあとに「くん」や「ちゃん」を付けるパターンです。

一番当たり障りのないあだ名です。

親の仕事に由来するもの

親の職業にまつわる言葉があだ名になるパターンです。

僕の同級生に「おしょう」というあだ名の子がいました。

当然、家はお寺です。

本人は頭を坊主にしているわけでもなく、まだ得度もしてないのに家が寺と言うだけで「おしょう」と呼ばれていました。

また家が薬局の子がいました。

もうわかると思いますが、その子のあだなは「くすり」でした。

ある時の学級会で彼から

僕のことを「くすり」と呼ぶのはやめてほしい!

という訴えがあり、皆で新しいあだ名を考えることになりました。

皆「くすりん」や「くっすー」、はたまた「くすくす」というようなどこか国の名物料理名のようなあだ名を次々考え学級委員がそれらをひとつずつ黒板に書いていきました。

10個くらいあだ名が黒板に書かれた頃彼が大声を上げました。

お前らくすりから離れろ!

これ以外にも親が魚屋で「タコ」とか、大工で「ノコ」とか親の職業にまつわるものがあだ名になるパターンも結構ありました。

自己申告

自分で「○○って呼んでね」と申告するパターンです。

これは転校生に多いと思います。

僕が小学校の頃、夏休み明けに転校生がやってきました。

彼は自己紹介のときに

エースと呼んでください

と自分であだ名を申告しました。

皆、申告通り彼の事を「エース」と呼びました。

でも彼はコロンと太っていて、運動神経も鈍く、野球すらやっておらず「エース」というあだ名からイメージされる人物像とは真逆なのです。

そして、いつのまにかあだ名は変化し「エースコック」になりました。

見た目

これは身体的な特徴などがあだ名になるパターンで、これが一番いじめなどに繋がりやすい気がします。

良い部分があだ名になることはなく、たいてい悪い部分があだ名になります。

太っている、背が低い、顔がぶさいく、手足が短い、老けているなど、その人のコンプレックスを突くようなものが多いです。

ちなみに僕は「おやじ」と呼ばれることがありました。

理由は言わなくてもわかると思いますが老け顔だったからです。

あだ名禁止でも別にいいと思う

僕としては、あだ名を禁止して名前に「さん」を付けて呼ぶ方法は悪くないと思います。

少し堅苦しい感じはしますが、僕が子供の頃もあまり良くないあだ名を付けられた子が悲しんでいるのを見たり、自分もつけられて嫌だったことがあるので、そういう子が少しでもいなくなる方が良いと思うからです。

仲の良い者同士は、放課後遊ぶ時にあだ名で呼びあえばいいのです。

ちなみに僕の甥っ子は、学校以外の場所では親友から「メガブー」と呼ばれているそうです。

理由は「眼鏡をかけていて少し太っている」からだそうです。

ほんとに親友か?

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