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情報屋に気をつけろ!

シェアハウス

こんにちは、ゆんつです。

僕は首都圏のシェアハウスに通算5年間住んだことがあります。

5年間で3か所のシェアハウスに住みました。

そしてどのシェアハウスにも必ずいました。

情報屋が!

情報屋とは

人の個人情報をさりげなく聞き出して言いふらす人。

これを僕は情報屋と呼んでいました。

情報屋との遭遇

1軒目のシェアハウス

一番最初のシェアハウスに入居したときの事です。

初めてのシェアハウス経験だった僕は挨拶だけはきちんとしておこうと思い、会う人会う人に自己紹介を兼ねた挨拶をしていました。

挨拶を交わした人の中に、とても親切にハウス内のルールなどを教えてくれる男性がいました。

年齢が近かったこともありすぐに親しくなり、キッチンなどで出会った時には長話をするようになりました。

会話をする中で、僕の出身地やそのハウスに住むことになった経緯、家族の事や職歴、彼女がいるのかなどを色んな事を聞かれることがありました。

僕は親切にしてもらったこともあり、色々と聞かれるままにその人を信用して素直に話しました。

入居して少しするとハウスでパーティーがありました。

最初のパーティーなので顔つなぎのつもりで僕も参加しました。

パーティーが始まり、これまであまり話をしたことが無かった人に話しかけてみました。

すると話しかけた人の多くが、僕がこのハウスに住むことになったきっかけや経歴などを既に知っているのです。

ハウス内に掲示される自己紹介カードには書いていない内容です。

そう。

僕に親切にしてくれた人が、僕から聞いた話を色んな人に話していたのです。

僕の個人情報なんてたいしたものはありませんが、自分の口からではなく他人の口から自分の個人的な情報が伝わるというのはあまり気持ちのいいものではありません。

僕は親切にしてもらったからといって、聞かれるままに自分の事をぺらぺらと話してしまった自分の馬鹿さを後悔しました。

ある日僕がキッチンで料理をしていると情報屋が来ました。

雑談をしながら料理をしていると「新しく入ってきた〇〇さんっていう人は以前に〇〇っていうハウスに住んでて・・・」みたいな感じで新しい入居者の情報を僕に話し始めました。

僕は「ああ、僕の事もこうやって色んな人に話してたんだろうな」と思い、その後は情報屋に一切自分の話はしませんでした。

情報屋はその後も新しく入ってきた人の情報をせっせと取得しては、住人に広めていました。

2軒目のシェアハウス

最初のハウスを引っ越し2つ目のハウスに入った時、最初のハウスと同じように親切でよく話しかけてくれる女性がいました。

親切でよく話しかけてくるから情報屋とは限りませんが、最初のハウスの経験で僕の頭には「この人情報屋っぽいな」ということが渦巻いていました。

その女性は会えば親しく話しかけてくれて、ハウスに入るきっかけなどを色々と聞いてきましたが、僕は最初のハウスの経験があったので適当にはぐらかして答えていました。

入居して間もなく、男性数人から飲み会に誘われました。

ラウンジで開かれるような大規模な飲み会ではなく、個人の部屋での飲み会です。

僕は参加することにし、飲み会が開かれる部屋へ行きました。

男性4人でお酒を飲んでいると、部屋のドアが開き女性が入ってきました。

僕に親切に話しかけてくれる女性です。

どうやら飲み会に誘ってくれた男性と親しいようです。

その女性も飲み会に加わり、雑談をしているとある男性が「〇〇さんって美人だよね」と言いました。

〇〇さんというのは僕の少し前にハウスに入居した女性です。

すると僕が情報屋だと思っている女性が口を開きました。

「〇〇ちゃんもう何年間も付き合ってる彼氏いるよ」

その後も「××さんはバツ1」だとか「△△さんは実は子供がいる」とか、あまり知られたくないであろう入居者の個人情報をどんどん喋ります。

僕が驚いたのはその情報量です。

とにかく色んな人のこれまでの経歴や家族構成、恋愛事情などを凄く知っているのです。

彼女はハウスに長く住んでいることや人当たりの良さからハウス内で姉御的な存在になっており、それを利用してプライベートな話を聞き出しては親しい男性に全部話していたのです。

彼女が情報屋だと思った僕の勘は当たっていました。

その女性の前では絶対にプライベートな内容の話はしないようにしました。

3軒目のシェアハウス

3件目のシェアハウスにも情報屋はいました。

やっていることは1軒目と2軒目の情報屋とほとんど同じです。

僕は「どこのハウスにも情報屋はいるんだなあ」と思いました。

情報屋の特徴

僕が出会った情報屋の特徴です

・人当たりがいい

・世話好き、話好き

・長くハウスに住んでいる

・ハウス内の色恋に敏感

・プライベートなことを軽いタッチで聞いてくる

あまりガードを下げすぎないように

シェアハウスは同じ屋根の下で共同生活をするので、距離が近くなりがちです。

それが良いこともあれば、悪いこともあります。

一つ屋根の下に住んでいるからというだけで信用したり、同性だからという理由でガードを下げすぎてプライベートなことを話してしまったりすると、いつの間にかその情報をハウス内の色んな人が知っていて、そのことを知らないのは自分だけといったことにもなりかねません。

自制しながらハウスでの生活を楽しむのが良いと思います。

それでは、またですー。

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